快適カーライフ術

洗車術(1) 洗車の心構え

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キレイなクルマに乗るのは気持ちの良いもの。しかしキレイな状態を保ち続けるのは、クルマの保管場所や使用頻度にもよりますが、手間のかかるものです。しかし、汚れ放題のクルマは見栄えが悪いだけでなく、安全面でも感心しませんし、やはり痛みも早くやって来ます。常にツヤツヤ・ピカピカの状態を保つ必要は無いと思いますが、あまり汚れをひどくしてしまうと、元の輝きを取り戻すためにとても手間がかかるようになります。ですからこまめに洗車してあげたほうが、結果として手間がかからないのです。

洗車の手順は、ボディ洗い、ワックス掛け、室内清掃、ガラス面の清掃といった流れで進めて行くのが一般的です。ここでもその手順で説明して行きますが、毎回この手順を踏む必要はありません。たとえば2週間に一度水洗いをして拭き上げ、ワックスを掛けるのは1月半か2月に一度。このくらいでもそこそこキレイな状態を保てると思います。

ガソリンスタンドなどにある洗車機を活用するのもひとつの方法です。クルマを大切にする方の中には塗装面を痛めるという方も居ますが、最近の洗車機はブラシの改良が進み塗装面に細かいキズ(スクラッチと言います)をつけてしまうような物はかなり減って来ました。ですから2週間に一度の水洗いは洗車機を活用するのも良いでしょう。特に春先の黄砂や花粉でクルマが汚れてしまった時はその状態で放置するより、洗車機を活用した方が良いと思います。 ともかく汚れて来たらこまめに洗う。これがキレイなクルマを維持する基本です。

石川芳雄

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