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快適カーライフ術

洗車術(9) ボディ洗浄 後半

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ボディ洗いで最も気をつけたいのは、表面に「洗車キズ」(スクラッチとも呼ばれます)をなるべく付けないようにする事です。クルマの塗装面はけっこうデリケートで、洗い方によっては細かいキズが入ってしまう事があるのです。

洗車キズは見た目ではっきり分かる引っ掻きキズではなく、表面のごく浅い部分に入る細かい筋状の線のようなものです。やっかいな事にこれはクルマがキレイになるほど目に付きます。特に黒や紺など濃い色のクルマを明るい陽の下に置いた場合など、全体がギラギラする感じで目立ちます。これを避けるために、事前に水を掛けたり、スポンジをこまめにゆすぐといった作業が大切なわけです。そして洗う順番にも気をつけなければいけません。

最初にルーフから洗い始めたのは、水の流れを考えているのはもちろんですが、ルーフが比較的汚れの少ない場所だからです。汚れのひどいところを洗って次に移ると、それだけ洗車キズをつける確率が高まります。したがって順番はルーフ、ボンネット、トランクといった平面を先に進め、ドロはねなど汚れの激しいフェンダーやドアなどの側面を後に回す方が良いでしょう。特に、ドアやフェンダーの下側(ウエストラインから下というような表現もします)は、汚れがひどいので、一番最後までに残しておいても良いと思います。

また、洗っている日の天候や気温にもよりますが、気温が高いとシャンプーは洗ったそばから乾いて行きます。泡が干上がってしまうとそこがシミになる事もあるので、洗車も部分ごとに仕上げて行く方が無難です。つまりルーフをシャンプーしたら、そこを一度水で流して次のボンネットへ、ボンネットが済んだら泡を洗い流してトランクへと、部分ごとに進めて行くのです。窓ガラスは後で別に磨き上げますが、このときカーシャンプーで洗ってもちろん構いません。

洗う方向は平面は前後方向、垂直面は上下方向が良いでしょう。いずれにせよ、くるくると輪を描くような拭い方は洗車キズとなった場合かなり目立ちますので、直線的に作業を進めるのが原則です。繰り返しになりますが、スポンジは滑らす感覚であくまでもソフトに。そして最後に、全体を水でもう一度流します。

石川芳雄

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