快適カーライフ術

洗車術(18) 付けたくない部分にワックスが付いてしまったら

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ワックスはボディ塗装面の保護とツヤ出しに大きな効果がありますが、それ以外の場所に付着してしまうと後の処理がやっかいな一面もあります。ワックスを付けてはいけない場所としてまず上げられるのは、樹脂のつや消し仕上げになっている部分。バンパーのモールやフォグランプの枠、あるいはガソリン給油口などに使われている事が多いのですが、ここにワックスが付着すると樹脂の細かいシワに入り込み、乾燥すると白く変色してとても見苦しくなります。

また、ワイパーを使うときに水や洗剤液を吹き出すウォッシャーノズルも、ワックスを付けてはいけない部分です。最悪はノズルが詰まってウォッシャー液が出なくなったり、吹き出す方向が狂ってしまう事もあります。さらに、メーカーや車名を表すエンブレムも、ワックスが付着すると後で乾いたときにゴミが溜まったように見えて見苦しくなります。

樹脂の黒い部分にワックスを付けてしまったら、まずキッチン用の洗剤と水を古歯ブラシなどに少量つけ軽くブラッシングしましょう。強く擦るとキズが付き易い所なので、あくまでソフトタッチで。洗った後は流水で十分に洗い流します。そしてその後に、樹脂部分の保護/つや出し剤をやはり古歯ブラシに含ませ、擦り込みます。仕上げに乾拭きをすれば白っぽく粉を吹いたような状況はかなり改善されるはず。しかしこういう場所にワックスを付けると完全に排除するのは難しいので、付けないように気をつけるのが最善です。

ウォッシャー液の吹き出しノズルにワックスが付着し、出が悪くなったり向きが狂ってしまったときは、裁縫のマチ針など金属製の細い針でノズルを突いてみます。ただ、とてもデリケートなところなので作業は慎重に。爪楊枝など先が折れやすい物はノズルを詰まらせる原因になるので使ってはいけません。
エンブレムの文字穴や角に入り込んで残ってしまったワックスには爪楊枝が有効です。ワックス分が乾燥していれば軽く押してやるだけでポロッと取れるはず。この場合も塗装面を傷つけないよう、慎重に作業してください。

石川芳雄

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